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2008/01/10/15:27 | 商品
年末にipod(nano)を購入した。
それまでは携帯で音楽を聴いていたのだけれど容量の少なさに面倒になりついに諦めた。 最も携帯自体を購入したこともあり音楽は別にしようというのが真相ではあるが。 購入したのはipod nano 8G ブラックである。 もともと娘が使用していたので音質・操作性など特に問題が無いことは理解していたが、どうもあのインナーイヤフォンだけは嘗ての経験からどれを使っても安定せずイライラの種となり別途購入することを考えていた。 そんなこんなで年明けからイヤフォン探しが始まったのである。 オーディに凝ったのはかれこれ30年前以上である。 高校生のころ所謂コンポーネントオーディオの流行である。 小学生の高学年の時に始めてオーディオ(レコード)と出会い、その当時は”ステレオ”と言われたプレーヤー・アンプ・スピーカー一体型であった。 当然十分満足するものであったが、中学の頃従兄弟が自作した真空管アンプを貰ってから徐々に趣向変わっていくのである。 となればとりあえずは本・・・そう、情報収集である。当時は「ステレオ」(アルファベットだったかなあ)と言う雑誌がメジャーだったような? 一丁前に情報収集すると夢が急激に膨らんでくるのである。が、先立つものが無い、と言うことで高校になってからバイトを始めるのである。 最初に購入したのはアンプである。プリアンプ・メインアンプ・パワーアンプなど分けたい気持ちを財政難がブレーキをかける。 で、結局、トリオ(現在のケンウッド)のレシーバー。これでFMエアチェックができる、一石三鳥モノ。 次がプレーヤー。これもターンテーブル・トーンアーム・カートリッジを分けるのが究極ではあるが,これも無理と言うことでパイオニア製オートプレーヤー。 スピーカーはコーラル製2ウェイでスタートした。 その後ステップアップして最終時期にはプレーヤーはDENON、カートリッジはオーディオテクニカ、プリメインアンプがマランツ、オープンデッキ・カセットデッキは共にティアックであった。 ”血湧き肉踊る”時代であったが、引越しによりSONYのシスコンに変えたのがオーディオバブルの終焉であった。 古を思い出させるようなワクワク感が甦ってくるのです。(ちょっとスケールが違うような;;) と言うことでまずは条件設定。 1.今回は後学の為、通販で購入する。つまり店舗で実際に聞き比べ等をしない。 2.できるだけローコストハイクオリティをGET。(高ければある程度良いのは当たり前) 3.クオリティの最低条件は”ドンシャリ”か”重低音” 4.使用用途は通勤時なので遮音性のよいカナル型 以上を条件に情報収集を始める。 ざっくりメーカーをピックアップすると、 Etymotic Research(エティモティック・リサーチ)、SHURE(シュアー)、Ultimate Ears(アルティメイト・イヤーズ)が海外のカナルタイプ御三家だそうであった。 国内製ではソニー、オーディオテクニカ、松下電器産業、日本ビクターあたりが定番であるらしい。 が、価格から見ると上記海外製は無理そうで、国内製については価格的には結構なバリエーションがありそうだが、個人的好みで大手は避ける・・・などなどと絞り込んでいくって行き当たったのが、「ゼンハイザーCX300」¥3.460である。 結構人気もあるし低音域が中々らしく、海外ブランドのわりにリーズナブル。「これ、良いんじゃない」・・・ 参考にネット上のレビューを見る。 まあ、この価格帯だから賛否はあるのが当たり前で、こうゆう場合はどれだけ我慢出来るリスクなのかを検討するのが私流である。 結論は・・・買い、でしょう。 ただレビューの一つに妙なことが書いてある。 『実際、CX300よりもOEM品であるsumajin ear の方がバランス良くクリアーな印象でしたし、creativeブランドのEP630に至っては、CX300より安価にもかかわらず音質は上のようです。』 「ふーーん、どれもフォスターのOEMらしい」 で、creativeを調べてみると、¥2.960-。 「¥1.000も安いじゃないか」 しかも、コードは対称サイズ(ゼンハイザーは非対称でクビの後ろを通すので夏つらいのよねえ、汗っかきは)だし、良くわからないがコードのピンジャックが金メッキだし・・・ と言うことで購入決定しました。 creativeのEP630ホワイト(ブラックが売り切れでした) ![]() で、到着しました、NEWイヤフォン。 早速使用してみると・・・ 「高音域の音質が貧弱・ホワイトノイズが大きく・タッチノイズが大きい・シャカシャk感がない」などとCX300のレビューで書かれていることの通りのようです。 だが、しかーーーーし、「適当なこと言ってるんじゃ無いよ! たかが¥3.000以下のヘッドフォンだぜ。欠点ばかりでも1つ良いところがあれば上等ってもんだぜ。本当に音質を求めるならこんな安い商品でどうのこうの言ってんじゃねーーよ」と言いたいねえ。 しかも通勤時の劣悪な環境下で”バスッバスッ”っと低音がなってるだけで十分である。 良いを通り越して感動すら覚えるね・・・あたしは。 ¥3.000以下(良く良く考えてみればipod付属のイヤフォンより安いのだから)で低音の鳴るイヤフォンだから掘り出しもんだよ、全く。 話のネタに1ケ持っていても悪くは無いかも。 でも、結局CX300を聞いていない。次はコレ買ってみようか。ガハ・・・ |
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2008/01/09/14:59 | メディア
結局駒澤大学の優勝で終わった(結構早稲田を応援していたのだが)箱根駅伝も終わった正月4日。
お笑いも飽きてきたので年末にレンタルしたDVDを見ることにした。 何本か借りた中で一番面白かったのは「博士の愛した数式」である。 ![]() 実は借りる以前において、この映画は(原作本についても同じである)はTVCMの例の”80分の記憶”というコピーしか予備知識を持っていなかった。 従って映画の内容もアルツハイマー的な涙と感動の・・・かと思っていたので特に借りようとも思っていなかったのであるが、借りたい作品はほとんどレンタル中で他に借りたいと思うような作品も無かったので、まあ、主役の2人にそそられて借りてしまった次第である。 そして、見終わった感想は・・・「いい、実に良い!」 アルツハイマーとか涙とかでは無く正に”数論”?・・・恐らくこれ以上の難解さがあると映画ではなくなるであろうが。 靴のサイズから始まり誕生日や座席ナンバーなどある意味、珠玉の数論であろうか。 このブログを構築するに当たり嘗て1年位前に読んだサイモン・シンの「フェルマーの最終定理」から完全数や友愛数などの数論を借りてタイトルやプロフィールなどをつけたのである。 因みに私のブログタイトル”8128”は4番目の完全数を使用しているが、この数字自体には特別な意味合いはなく4ケタが使いやすかった(暗証番号などに当時使った)為で、この映画での2番目の完全数”28”を=江夏豊としたところが実に興味深くストーリーに厚みを持たせているように感じた。 実際私自身親子2代に亘る阪神ファンで村山・小山・江夏・田淵などは正にリアルタイムであり、江夏の王から奪った奪三振記録やオールスター9連続三振などはTVの中継を実際に見ていたのであるから。 世間とかけ離れている数論がベースボールというフィルターで鮮やかに浮かび上がってくる思いである。 この数論を軸に博士の陽の部分がベースボールなら陰の部分が未亡人(義理の姉)である。 映画の冒頭ではあたかも未亡人が厄介者を扱うような暗い影を見る思いがしたが、ストーリーが進むにつれ一旦はそこに愛があったことを表現しながらも、それが非常に難解な愛であることを醸し出している。 それを端的に表しているのが『eiπ+1=0』の数式である。 この数式を調べると正式には”オイラーの等式”と呼ばれるもので、1748年レオンハルト・オイラーによって発見されたものであるそうだ。 で、この式の意味するところは・・・ 『この式は、全く起源の異なる重要な定数、円周率 π とネイピア数 e が、極めて基本的な数、0(加法の単位元), 1(乗法の単位元) および虚数単位 i によって結びついているという意味で特異なものであり、その一方、複素解析において非常に重要な等式である。』<ウィキペディアより> 判りますか・・・判らないですよねえ。というか判ってたまるか!の気分ですね。 でもウィキには続きがあって・・・ 『この予想外の調和・連関を明らかにすることから、オイラーの等式は、"人類の至宝" とも呼ばれる。』 そう、正に予想外(どこかの携帯とは違います)なんです。 厄介者が実は恋人・・・そして十数年前に止まったままの崇高な(と思いたい)愛。まさに博士にとって未亡人は”至宝”なんです・・・と解釈したい。 博士を取り巻く数論の数々。 陰陽・今昔を象徴する数式が物語る世界観が不可思議な世界へ誘っている様な作品では無いかと感じている。 ぜひとも原作本を読んでみたいと思わせる秀逸な作品ではないだろうか。
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